縄張り図の描き方(工事中)

測量の仕方にはいろいろあるようですが、私が採用している平板式と歩測式について説明します。


平板式測量による方法

 1.記録用紙を貼り付けた画板を三脚に取り付ける。

     画板が歪まないよう裏側に平らな板を張り付け、三脚に
     取り付けるためのメネジ(W1/4")を組み込んでおく。




 2.磁北を7゜ばかり西側に補正する。

     地理上の北位と磁石の北位にはズレがあり、補正する必要
     がある。
     



 3.三脚を曲輪の中心など、基準となる場所に設置する。

     
     




 4.右上あるいは左上の隅に方位磁石と水準器を固定する。

     通常は「北」を上方にセットする。
     固定するクリップ等は方位磁石を狂わせないプラスチック製
     のものを使用する。



 5.記録用紙の右上あるいは左上など余白になると思われるところに
   方位マークと尺度を記入する。

     通常は「北」を上にして記入する。
     尺度はメーターでも歩数でもかまわないが、全体が用紙に収まる
     サイズにする必要がある。


 6.水準器により画板の面を水平にセットする。

     
     




 7.方位磁石の向きが記録用紙の方位マークと同じ方向を向くように

   水平を維持したまま回転してセットする。
     




 8.曲輪の角や土塁の曲がり角など、要所となるポイントにマーカー
   をセットする。

     マーカーは画板をセットしたところから見える場所に置くこと。




 9.記録用紙の中で、現在三脚が置かれている地点にピンを
   たてる。

     縄張り全域を考慮に入れて決めないと用紙からはみ出してしまう
     おそれがある。



10.ピンを基準に、測量器の照準をマーカーに合わせる。

     
     




11.ピンからマーカーに向かって用紙に直線を引く。

     
     




12.ピンの位置からマーカーの位置までの距離を測る。

     巻き尺の先端を三脚の真下に金串で固定する。
     歩測の場合は、あらかじめ歩長を測っておく必要がある。




13.測量器の仰角あるいは伏角から、関数電卓により水平距離を
   算出する。

        水平距離 = 直線距離 x cos(仰角or伏角)




14.計算された水平距離を尺度にあわせて用紙に記入する。

     
     




15.三脚を次のポイントに移動して同じように測量を繰り返し、計測
   ポイントを増やしていく。

     




16.ポイントとポイントを現状に即しながら結んでいく。

     ほとんどの場合、土塁や空堀などの境界が崩れて明確でない
     ため、判別に個人差が生じてしまう。




17.測量を描いた記録用紙の上にトレーシングペーパーのような下が
   透けて見える用紙に上書きするようにして浄書する。

     私の場合は、スキャナで読みとった画像をCADソフトにて
     上書きするようにして浄書しています。




歩測式測量による方法

 1.歩幅を計測する。    

     自然な歩き方で10歩ほど歩いた距離を10で割った長さ
     を一歩の歩幅とする。




 2.首ひも付きの画板に記録用紙をクリップで固定する。

     記録用紙は濡れてもシワにならないケミカル紙が最適です。
     クリップは方位磁石を狂わせるおそれのないプラスチック製
     がよい。



 3.画板の右上あるいは左上に方位磁石を固定する。

     通常は「北」を前方にセットする。
     固定するクリップ等は方位磁石を狂わせることが少ないプラス
     チック製のものを使用する。



 4.記録用紙の右上あるいは左上など余白になると思われるところに
   方位マークと尺度を記入する。

     通常は「北」を上にして記入する。
     尺度はメーターでも歩数でもかまわないが、全体が用紙に
     収まるサイズにする必要がある。


 5.土塁端や櫓台など基準となるところに立ち、記録用紙にポイント
   を記入する。

     
     



 6.体の向きを次の目標ポイントに向けたまま画板を方位磁石の
   向きが記録用紙の方位マークと同じ方向を向くように回わす。

     




 7.基準ポイントから目標ポイントに向かって直線を引く。
   

     
     



 8.目標に向かって歩数を数えながら同じ歩幅で歩く。
   

     
     



 9.基準ポイントから目標ポイントまでの距離を計算する。

     ポイント間の距離 = 一歩の歩幅 x 移動に要した歩数
     




10.計算された距離を尺度にあわせて用紙に記入する。

   

     



11.基準ポイントから目標ポイントまでの地形を現状に即しながら
   記録用紙に描き込んでいく。。

     ほとんどの場合、土塁や空堀などの境界が崩れて明確でない
     ため、判別に個人差が生じてしまう。



12.目標ポイントに基準点を移して、次の目標ポイントに向かって
   2〜11を繰り返しながらスタートの基準点に戻る。

     スタートんの基準ポイントと最終目標ポイントが合致する
     ことはほとんどないので、修正する必要がある。



13.

   

     



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