慶長六年(1601)日出藩主木下延俊は姫路から移封されると直ちに築城にかかり、翌年入城した。三代藩主俊長が中国古書より引用して暘谷城と名付けた。この海中の真清水が湧く一帯は「城下かれい」で知られるマコガレイの生息地である。